昔は「赤ちゃんに白湯を飲ませたほうがよい」と言われていたため、その記憶があるママもいるかもしれません。現在も赤ちゃんに白湯を与える必要があるのか気になる方は多いのではないでしょうか。

この記事では、赤ちゃんに白湯を与える必要性や、適した時期、飲ませ方や注意点について詳しく解説します。ぜひ参考にしてください。




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赤ちゃんに白湯(湯冷まし)を与えても大丈夫?



結論として、新生児の赤ちゃんに白湯(湯冷まし)を与えても問題はありませんが、必ずしも必要ではありません。ここでは、白湯を与えてもよい理由と、基本的に必要ないとされる理由について、それぞれ詳しく解説していきます。


理由①/母乳やミルク以外での水分補給のため

新生児は母乳やミルクだけで基本的に十分な水分を摂取できており、特に白湯を与える必要はありません。ただし、与えること自体に問題はなく、発熱や下痢などで脱水が心配なときには、水分補給の一つの方法として活用されることもあります。

また、離乳食が始まる頃に白湯を試すことで、母乳やミルク以外の味に慣れるきっかけにもなります。白湯はほぼ無味ですが、赤ちゃんにとっては新しい味覚の体験となり、離乳食への移行をスムーズにする助けにもなるでしょう。


理由②/白湯を与えなくても水分不足にはならない

新生児に白湯を与える必要がない最大の理由は、母乳やミルクだけで十分な水分を摂取できるからです。WHOやアメリカ小児科学会も、生後6カ月までは母乳やミルク以外の水分補給は不要としています。母乳の約88%は水分で構成されており、水分補給の役割も果たします。

そのため、特別な理由がない限り、白湯を与えなくても水分不足になる心配はありません。むしろ、白湯を与えすぎると母乳やミルクの摂取量が減り、必要な栄養が不足する可能性があるため注意が必要です。


いつから赤ちゃんに白湯を与えてもいい?

新生児(生後28日未満)に白湯を与える必要はありませんが、いつから赤ちゃんに白湯を与えてもよいのでしょうか。

白湯を与える目安は、離乳食が始まる生後6カ月頃です。この時期になると、母乳やミルク以外の味に慣れる練習として、少量の白湯を試してもよいでしょう。ただし、離乳食やミルクから十分な水分が摂取できるため、無理に白湯を飲ませる必要はありません。

また、水分不足が心配なときや便秘気味のときなど、状況に応じて白湯を取り入れることもあります。赤ちゃんの様子を見ながら、無理のない範囲で試してみましょう。判断に迷う場合は、小児科医に相談すると安心です。


赤ちゃん用の白湯(湯冷まし)の作り方



<やかんや鍋での作り方>
やかんや鍋に水を入れ、しっかりと沸騰させます。水道水を使用する場合は、塩素や不純物を取り除くために、10分ほど煮沸しましょう。お湯が人肌程度(約40℃)まで冷めたら、清潔な容器に移して使用します。

<電子レンジでの作り方>
少量の湯冷ましを作る場合は、電子レンジを使う方法もあります。耐熱性の清潔な容器に水を入れ、電子レンジで約1~2分加熱し、適温まで冷ませば完成です。

<電気ケトルでの作り方>
電気ケトルを使えば、簡単に白湯を作ることができます。水を入れてスイッチを押し、沸騰したら加熱が停止します。その後、適温まで冷ましてから赤ちゃんに与えましょう。

ただし、電子レンジや電気ケトルは沸騰時間が短いため、水道水の塩素やトリハロメタンを完全に除去することはできません。気になる場合は、やかんや鍋で煮沸するか、ミネラルウォーターを使用するとよいでしょう。


赤ちゃん用への白湯(湯冷まし)の飲ませ方



赤ちゃんに白湯を与える際は、まずスプーン1杯程度から始め、様子を見ながら少しずつ慣れさせましょう。生後4カ月までは1回25ml、生後5カ月以降は50mlが目安です。生後6カ月頃までは哺乳瓶を使用し、母乳やミルクと同じ感覚で飲ませるとスムーズです。離乳食が始まったら、スプーンで少量ずつ与えたり、ストローマグやコップの練習に活用するとよいでしょう。

1歳までの赤ちゃんの1日あたりの水分摂取量は、体重1kgあたり120~160mlが目安とされています。これは母乳やミルクを含めた総量のため、白湯を与える際は全体のバランスを考え、与えすぎないことが大切です。


赤ちゃん用への白湯(湯冷まし)の飲ませるときの注意点

白湯を与える際に最も注意すべき点は温度です。必ず人肌程度(35〜37°C)に冷まし、熱すぎないよう十分注意しましょう。赤ちゃんに与える場合は、大人が適温と感じるよりやや低めに調整するのがおすすめです。白湯を作る際は、清潔な器具を使用し、作ったものは早めに使い切るなど、衛生管理を徹底しましょう。

また、飲ませすぎると母乳やミルクの摂取量が減り、栄養不足や下痢を引き起こす可能性があるため、少量にとどめることが大切です。白湯はあくまで補助的な水分補給なので、赤ちゃんが嫌がる場合は無理に与えないようにしましょう。


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まとめ

赤ちゃんに白湯を与えることは、母乳やミルク以外の水分補給になりますが、新生児のうちは必要ありません。与える場合は、離乳食が始まる生後6カ月頃を目安に、少量から始めましょう。飲ませすぎると栄養不足の原因になるため、適量を守ることが大切です。

白湯を作る際は、清潔な器具を使用し、必ず沸騰させた水を適温まで冷ましてから与えましょう。飲ませる方法は、スプーンや哺乳瓶、コップなど、赤ちゃんの成長に応じて工夫するのがおすすめです。また、電子レンジや電気ケトルで作る場合は、「彩水-あやみず-」のような天然水を使用すると、短時間の加熱でも安心して与えられます。



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参考:
国立成育医療研究センター 5歳児健診のための「健やか子育てガイド」(令和5年)
千葉県医師会「赤ちゃんに白湯や果汁は必要なの?」
西彼杵医師会「乳児・幼児の水分管理」